ゆゆゆシリーズの見る順番が気になるあなたへ。
『結城友奈は勇者である』(通称:ゆゆゆ)は、アニメや小説が複数展開されており、時系列や視聴順に迷う方も少なくありません。
この記事では、ゆゆゆシリーズの正しい見る順番を、アニメ本編・書籍作品に分けてわかりやすく紹介します。
放送順で見るのがおすすめな理由や、書籍版の見る順番についてもまとめました!
『結城友奈は勇者である』ゆゆゆシリーズの見る順番は放送順がおすすめ!
『結城友奈は勇者である』シリーズの見る順番は、放送された順番で視聴するのがもっともおすすめです。
ゆゆゆは、アニメで放送された順番とストーリーの時系列がほとんど一致しています。
そして2期の『鷲尾須美の章』は1期の過去編ですが、基本的には以下のように放送された順で見るのをおすすめしています!
| 順番・放送年 | タイトル | 種別 |
| ①2014年 | 結城友奈は勇者である (1期) | 本編 |
| ②2017年 | 結城友奈は勇者である 鷲尾須美の章 (2期前半) | 1期の前日譚 |
| ③2017年 | 結城友奈は勇者である 勇者の章 (2期後半) | 1期の続編 |
| ④2021年 | 結城友奈は勇者である ちゅるっと (ショートアニメ) | 番外編 |
| ⑤2021年 | 結城友奈は勇者である 大満開の章 (3期) | 本編完結編 |
放送順で見た方がいい理由
まず、1期から3期までの流れで視聴することで、作中の世界観を自然に理解できます。
2期の前半『鷲尾須美の章』は、時系列的には1期よりも前で前日譚です
ただし、1期を見た後に過去を振り返る構成になっており、伏線や展開のつながりが分かりやすくなっています。
そのため、あえて順番を前に持ってくる必要はありません。
また、『ちゅるっと』は本編とは無関係のショートアニメです。
内容的にはギャグ・コメディ系で、キャラ同士の関係を知ってから見ると、より楽しめると思われます。
『ちゅるっと』の視聴タイミングとしては、『大満開』の前後くらいがちょうどよいかもしれません。
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『結城友奈は勇者である』ゆゆゆ書籍版の見る順番は刊行順でOK!
『結城友奈は勇者である』シリーズには、アニメのほかにライトノベル作品も複数刊行されています。
どれもアニメ本編と深くつながっており、作品世界をより楽しむためにもぜひ読んでおきたい内容です。
見る順番については、基本的に刊行順で進めるのがおすすめです!
| 順番・発売年 | タイトル | 備考 |
| ①2014年 | ①鷲尾須美は勇者である | アニメ2期『鷲尾須美の章』の原作 |
| ②2016年 | ②乃木若葉は勇者である(のわゆ) | ゆゆゆアニメ世界から300年前の初代勇者の物語 |
| ③2017年 | ③楠芽吹は勇者である(くめゆ) | 『勇者の章』の裏側を描く外伝 |
| ④2021年 | ④結城友奈は勇者である 勇者史外典 | 『のわゆ』時代の補完・スピンオフ的内容 |
鷲尾須美は勇者である(わすゆ)
「鷲尾須美は勇者である」は、アニメ本編の2年前を舞台にした小説で、小学6年生の鷲尾須美、乃木園子、三ノ輪銀の3人が勇者に選ばれるところから物語が始まります。
神樹館での平穏な学校生活は、巨大な敵“バーテックス”の襲来によって一変。
勇者システムにより変身した3人は、変化する世界と初めての戦いに立ち向かいます。
特に銀の死は衝撃的で、その後のシステム改良や“満開”の導入によって彼女たちが背負う重い運命が明らかになります。
本作は特に「勇気」と「責任」に葛藤する少女たちの成長が見どころです!
乃木若葉は勇者である(のわゆ)
『乃木若葉は勇者である』(略称「のわゆ」)はシリーズ最古の勇者物語で、アニメ本編から300年前を舞台にしています。
小学5年生の若葉と幼なじみのひなたが、修学旅行先でバーテックスの襲撃に遭遇。未熟ながらも勇者として覚醒し、四国へ避難を果たします。
三年後、勇者となった若葉は丸亀城に転校し、友奈らと共に防人(さきもり)としてバーテックスとの激戦に臨みます。
戦いとチームワーク、そして“生きる意味”を問い続ける姿が見どころです。
特に、最終決戦では勇者間の葛藤や犠牲を通じて、”守る責任”の重さが胸を打ちます。
英雄譚として、ゆゆゆ世界の起源や勇者システムの成立に興味がある方に強くおすすめしたい一作です!
楠芽吹は勇者である(くめゆ)
『楠芽吹は勇者である』は、アニメ1期と2期の間で描かれるスピンオフ小説です。
勇者に選ばれなかった候補生たち32名が防人として集結し、壁の外の調査任務に挑みます 。
主人公・楠芽吹は、かつて勇者を目指した誇り高い少女。
選抜に漏れた屈辱から、大赦(たいしゃ)への怒りを胸に自らを鍛える姿が印象的です。
彼女は仲間たちと衝突しながらも、次第に心を通わせ、犠牲を出さない戦いという新たな信念を見出します 。
見どころは、防人メンバーそれぞれの葛藤と絆が丁寧に描かれている点です。
特に芽吹の成長物語としてシリーズ本編を補完しており、より世界観を楽しめるようになると思います。
結城友奈は勇者である 勇者史外典
『勇者史外典』は、シリーズの枠を大きく超えて初代勇者や巫女たちの姿を描いた外典作品です。全3章構成で、約300年前の世界から物語が始まります。
第1章「上里ひなたは巫女である」では、『のわゆ』で描かれた若葉たちと同じ時代、巫女・日向を中心に、大赦の裏側と巫女たちが抱える葛藤が浮き彫りになります。
力を持たないがゆえに苦悩しながらも、巫女としての役割を果たしていく姿が印象的です。
第2章「芙蓉友奈は勇者でない」では、名前を冠した二人の“友奈”──芙蓉(ふよう)と柚木(ゆずき)──が登場します。
平和な時代に生まれた彼女たちが、大赦が神話や勇者の伝承を利用していることに疑問を抱き、真実を求めて勇者部を結成する姿が描かれます。
第3章「烏丸久美子は巫女でない」は、若葉たちを呼び寄せるきっかけとなった烏丸久美子と仲間たちの背景に焦点を当てた前日譚的エピソードです。
見どころは、勇者や巫女という立場に翻弄されながらも、自らの意思と信念を貫き通す少女たちの姿です。
本作を見ることで、これまで描かれることのなかった大赦や奉火祭の意味がより深く感じられる一作となっています。
『結城友奈は勇者である』とは|メディア展開やストーリーについて
「結城友奈は勇者である」は、2014年にTVアニメとして始まったオリジナル作品です。
ジャンルとしては、「日常系×バトル×シリアスドラマ」であり、可愛らしいキャラと重厚なストーリー展開が共存しているのが特徴です。
アニメ・ラノベ・ゲームと多方面に展開
『ゆゆゆ』シリーズは、アニメを中心に展開されつつ、小説(ライトノベル)・ゲーム・舞台などにも広がっています。以下は主なメディア展開です。
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アニメ(TVシリーズ3期構成+ショートアニメ)
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書籍(ノベライズ・スピンオフ・外典)
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スマートフォンゲーム『結城友奈は勇者である 花結いのきらめき』(サービス終了済)
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演劇・朗読劇などの舞台展開
アニメだけでも物語は理解できますが、ノベル作品やゲームを補完的に楽しむことで世界観がより深く理解できる構成となっています。
結城友奈は勇者である (1期/2014年)
舞台は神世紀300年の四国。
讃州中学に通う結城友奈は、ごく普通の女子中学生でしたが、「勇者部」の活動を通じて人助けに励む日々を送っていました。
しかしある日、突如として異形の敵「バーテックス」との戦いに巻き込まれ、本当の意味での“勇者”に選ばれてしまいます。
可愛らしい日常から一転、厳しい戦いに巻き込まれていく少女たちの姿と、その葛藤や絆が丁寧に描かれます。
鷲尾須美の章 (2期前半/2017年)
時系列では1期の2年前。
当時小学6年生だった鷲尾須美が、勇者として選ばれ、仲間たちとともにバーテックスと戦う姿が描かれています。
まだ未熟な少女たちが、葛藤しつつも成長し、仲間として絆を築いていく過程が本作の魅力です!
勇者の章 (2期後半/2017年)
1期の直接の続編。
激しい戦いを乗り越えた勇者部に、乃木園子が新メンバーとして加わりました。
そうして勇者部は平穏な日常が戻ったかに見えました。
しかし、その日々は長く続かずに新たな事件が発生。
少女たちはまたしても試練に立ち向かうことになります。
「役目を終えた勇者」に突き付けられる残酷な現実が描かれ、1期や鷲尾須美の章よりもシリアスな展開が多い章です。
結城友奈は勇者である ちゅるっと(ショートアニメ/2021年)
シリーズの主要キャラたちがミニキャラとなって活躍するギャグ・コメディ作品です。
本編のストーリーには直接関係しませんが、ファン向けの“癒し枠”として人気です。
肩の力を抜いて楽しめる作品なので、アニメ本編の合間や大満開の章の前後に見るのがおすすめ!
結城友奈は勇者である -大満開の章-(第3期/2021年)
物語の完結編にあたる章。
バーテックスとの戦いを終え、青春を取り戻したかに見えた友奈たちに、最後の選択が迫られます。
これまで描かれてきた勇者たちの想いや歴史がつながり、シリーズ全体のテーマと伏線が収束していきます。
ちなみに、2~4話と9~10話では『楠芽吹は勇者である』、5~8話では『乃木若葉は勇者である』の内容が描かれています。
ただし、『乃木若葉は勇者である』は書籍版の下巻の内容を中心にアニメ化されています。
より詳しい内容を知りたい方は書籍版を読むのがおすすめです。
ゆゆゆシリーズの見る順番まとめ
「結城友奈は勇者である」シリーズのアニメを見る順番は、基本的に放送順でOKです。
はじめてシリーズに触れる方も、以下の順番で視聴すれば問題なくストーリーを理解できます。
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結城友奈は勇者である(2014年放送/1期)
⇒ シリーズの導入。勇者部の活動と壮絶な戦いが描かれる。 -
結城友奈は勇者である -鷲尾須美の章-(2017年/2期前半)
⇒ 1期の前日譚。先代勇者たちの物語。 -
結城友奈は勇者である -勇者の章-(2017年/2期後半)
⇒ 1期の続編。再び試練に直面する勇者部の物語。 -
結城友奈は勇者である ちゅるっと(2021年/ショートアニメ)
⇒ コメディ色の強い番外編。視聴は自由でOK。 -
結城友奈は勇者である -大満開の章-(2021年/3期)
⇒ シリーズ完結編。勇者たちの最終章。
ゆゆゆシリーズを見る順番のポイント!
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時系列と放送順がほぼ一致しているので、順に見ていくだけで自然に物語を追えます。
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「鷲尾須美の章」は前日譚ですが、1期のあとに見る構成で違和感なし。
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「ちゅるっと」は本編と無関係なミニギャグアニメなので、見ても見なくてもOKです。
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もっと深く楽しみたい人は、書籍版(のわゆ・くめゆなど)もおすすめ。
まずはアニメ1期からスタートし、放送順に追っていけば、「ゆゆゆ」の魅力的な世界観と感動の結末をしっかり味わえます。

