【ゴールデンカムイ】相関図&主要キャラ一覧|登場人物の関係を完全解説

【ゴールデンカムイ】相関図&主要キャラ一覧|登場人物の関係を完全解説 キャラ紹介
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『ゴールデンカムイ』には、杉元佐一やアシリパをはじめとする多彩なキャラクターが登場し、金塊争奪戦を巡って複雑な関係が描かれています。

陣営ごとに入り乱れる人間関係は、「誰が味方で誰が敵なのか分かりにくい」と感じる読者も多いかと思います。

本記事では、登場人物の相関図と主要キャラ一覧をまとめ、関係性をわかりやすく解説します。

主要人物の相関図を紹介

本作には金塊を巡って杉元一行・第七師団・土方陣営など複数の勢力が登場します。

以下の相関図では、主要キャラクターの所属と簡単な関係性を確認できるよう整理しました。

全体像を押さえてから、続く章で陣営ごとの人物紹介をチェックしてみてください!

【ゴールデンカムイ】キャラクターの相関図

また、以下の『ゴールデンカムイ公式ファンブック 探求者たちの記録』では、主に樺太編までのキャラクターたちが紹介されています。

作者が答えたQ&Aやインタビュー内容、杉元佐一のこと・鶴見篤四郎の名前の秘密など、楽しめる情報がたくさん載っています。よければそちらもチェックしてみてください!

主人公一行

杉元佐一

日露戦争で数々の戦場を生き抜き「不死身の杉元」と呼ばれた元陸軍軍人です。

戦死した親友の妻・梅子の眼病を治すため金塊を探し、北海道でアイヌの少女アシㇼパと出会い相棒となります。

温厚で人を労われる性格ですが、敵と見なせば容赦なく立ち向かい、仲間の白石から恐れられるほどです。

驚異的な生命力と戦闘力を武器に金塊争奪戦を駆け抜け、差別を受けた経験から人の尊厳を重んじ、アシㇼパの行く末を案じながら金塊を求めて行動していきます。

アシリパ

アシリパは北海道のアイヌの少女で、羆に襲われていた杉元を救ったことをきっかけに相棒となります。

父・ウイルクを「のっぺらぼう」に殺され、父の目的と金塊の真相を知るため杉元に協力する決意をします。

アイヌの伝統に基づいた狩猟・サバイバル知識に長け、弓矢や毒の扱いで杉元を幾度も助ける存在。

勇敢で快活な一方、食いしん坊な一面もあり、豊富な顔芸もあります。杉元からは「アシリパさん」と呼ばれ親しまれています。

本編中では、旅をする過程で杉元に対して特別な感情を抱くようになり、最終的には「杉元とともに地獄に落ちる覚悟」を持つなど、まさに相棒という関係です。

白石

白石由竹は、刺青を持つ脱獄囚の一人で「脱獄王」という異名を持つ人物です。

生まれつき関節が柔らかく、関節を自由に外せる特異体質と、隠し持った小道具を駆使して数々の監獄からの脱獄を成功させてきました。

酒や博打、女好きの遊び人で、軽薄でドジな面も多いものの、意外と情に厚く仲間思いな性格です。

杉元・アシリパと行動を共にする中で、ムードメーカーかつ情報収集役として存在感を発揮し、時には彼らを支える精神的支柱にもなります。

戦闘力は高くないものの、逃走や潜入に関しては作中随一の能力を持つキャラクターです。

ヴァシリ

ヴァシリ・パヴリチェンコは、第160話から登場する帝政ロシアの国境守備隊兵士で、尾形に匹敵する狙撃の腕を誇ります。

雪中での死闘では一度敗れますが、生還して再登場。

顔に大きな傷を負い言葉を失ったものの、絵を使って意思疎通を図るようになり、尾形にリベンジを果たすために杉元たちと協力します。

復讐心を胸に尾形を追い続ける一方で、コミカルな描写も増え、「頭巾ちゃん」と呼ばれることもあります。

土方一派

この派閥は刺青囚人の中でのっぺらぼうと関わりのあった土方歳三が脱獄後に率いる勢力です。

彼らは北海道各地を転々としながら金塊を追い求め、時には法を無視した行動も辞さない集団。最終的な目標は、かつて土方が榎本武揚と共に描いた「北海道独立」です。

和人(シサム)とアイヌの合同による多民族国家を築くという壮大な夢を掲げ、その実現のために刺青囚人を含む凶悪な人材を利害関係で取り込んでいきます。

土方たちは少数ながら精鋭ぞろいであり、第七師団とも互角に渡り合うほどの実力を誇ります。序盤は主人公・杉元佐一や第七師団と敵対関係にありましたが、刺青人皮の収集が進むにつれて共闘する場面も増加。

札幌での激戦を経て、最終章では一致団結し、最大勢力である第七師団との決戦に挑むことになります。

土方歳三

土方歳三は刺青囚人の一人で、かつて「鬼の副長」と呼ばれていました。

函館戦争で戦死したと伝えられていましたが、実際は網走監獄に収監されており、のっぺらぼうの策略に乗じて脱獄。金塊の詳細を唯一知らされている重要な人物となっています。

長い白髪を持つ老齢ながら驚異的な身体能力と精神力を兼ね備え、刀&ライフルという非常に格好良いスタイルで戦います。

利害が一致すれば誰とでも手を組む柔軟さを持つ一方、敵と見なせば一切容赦しません。

そのカリスマ性で永倉新八や牛山辰馬といった実力者を束ね、第七師団に対抗できる少数精鋭の勢力を築き上げています。

土方の最大の目的は「蝦夷共和国」の復活。アイヌの埋蔵金を基盤に北海道を独立させ、各国から移民を受け入れる多民族国家を築こうとします。

その理想は、アイヌを他民族との橋渡しとし、ロシアの南下を防ぐ「北の緩衝国家」を作ることでした。

単なる野望ではなく、かつて榎本武揚と共に抱いた構想の延長線上にある思想であり、終盤まで物語の根幹に深く関わっています。

永倉新八

永倉新八は元新選組二番隊組長で、隊内最強の剣士と謳われた人物です。土方からは「ガムシン」と呼ばれています。

現在は髭を蓄えた禿頭の老人で、小樽に隠居しているように見せかけながら、裏では土方勢力に資金や武器を提供し、右腕として行動しています。

外見は年齢相応に老けて見えますが、剣の腕と豪胆さは健在。作中では敵に囲まれながらも瞬時に切り伏せる剣技を見せました。

作中では、樺戸集治監で土方の生存を知り、彼を救うべく行動を開始。以降は資金援助や情報収集で土方を支えつつ、自ら戦場にも立っています。

牛山辰馬

牛山辰馬は入れ墨を持つ脱獄囚の一人です。巨体の柔道家にして「不敗の牛山」と呼ばれるほどの実力者であり、作中屈指の怪力と頑丈さを誇ります。

額には五寸釘すら通さないほど硬化したコブがあり、常人離れした肉体を持ちます。

性格は女好きで性欲が強い一面を持ちながらも、紳士的かつ誠実で、女子供には優しく接する常識人。

脱獄囚の中でもまとも寄りの人格であり、実力も頭一つ抜けていたため土方歳三が真っ先にスカウトした人物でもあります。

戦闘力は作中最強クラス。

杉元佐一と幾度も互角の死闘を演じ、岩息舞治や第七師団最強の月島軍曹を圧倒。馬やヒグマを投げ飛ばす怪力に加え、倒壊した家屋を受け止めるほどの耐久力を誇ります。

武器を持たずとも軍人を薙ぎ倒すその強さはまさに「化け物」であり、肉弾戦においては無敵といえる存在です。

家永カノ(親宣)

家永カノは刺青囚人の一人で元は外科医でした。患者を殺害してはその血を自らに輸血するなどの異常行為により収監されます。

脱獄後は札幌の「札幌世界ホテル」を乗っ取り、女将に成りすまして客を次々と殺害。狙った部位を切除して取り込み、自らの若さと美しさを保つ「同物同治」を実践しています。

その外見は口元にほくろを持つ妖艶な美女ですが、正体は老いた男性。

作中では牛山辰馬や白石由竹すら魅了してしまうほどの美貌を誇ります。若さと美しさへの執着は狂気的で、自分の肉体に足りないものを他人から奪い続けていました。

人物像は利己的かつ冷酷である一方、医師としての技術と知識は本物。網走監獄では杉元の治療を行い、その後は第七師団に同行して専属医師のような立場となっていました。

都丹庵士

都丹庵士は刺青の脱獄囚の一人で、118話より登場。

硫黄山での苦役により亜硫酸ガスで視力を失いましたが、舌を鳴らした音の反響で周囲を把握するという特異な能力を身につけた盲目の盗賊です。両耳につけた集音器とモーゼルC96が特徴的な白髪の男です。

網走脱獄後は、同じく失明した囚人たちを率いて屈斜路湖周辺で山賊行為を行っていましたが、杉元一行との戦いで土方が仲裁に入り、そのまま土方陣営に加わります。

性格はフランクで軽妙。自身の盲目を無自覚っぽく冗談の種にするなど、強面に似合わず茶目っ気のある人物です。

門倉利運

門倉利運は網走監獄の看守部長にして、刺青囚人争奪戦では土方陣営の一員として動く人物です。

モヒカン刈りのような髪型と尖った口元が特徴的で、一見すると渋い中年に見えますが、実際は事なかれ主義で喧嘩を避ける小心者です。

しかしその正体は、父が旧幕府軍に属していた縁から土方に忠誠を誓う内通者。看守部長という立場を利用して情報を伝えており、本人も「看守を失っても悔いはない」と語るほどに土方へ忠誠を誓っています。

戦闘能力は決して高くなく、軍人たちのように最前線で戦える人物ではありませんが、悪運は非常に強いです。

キラウシ

キラウシは釧路近郊のコタン出身のアイヌで、マタンプㇱを額に巻いた姿が印象的です。

名前の由来は幼少期に鹿の角をつけて遊んでいたことからきており、見た目は厳ついですが実際は温厚で気さくな性格の持ち主です。

初登場は姉畑支遁の事件で、谷垣を犯人と誤解して捕縛しますが真相を知って和解。

その後は蝗害により出稼ぎに出ていた際、土方一派と遭遇し、脱獄囚の情報を突き止めるなどの働きから仲間に加わります。以降は門倉と迷コンビを組み、行動を共にすることが多くなりました。

特別な闇や背景を持つわけではありませんが、終盤では危険を承知で鶴見陣営に攻撃を仕掛けるなど、北海道の現状には思うところを抱いている様子も描かれていました。

奥山夏太郎

奥山夏太郎は元・茨戸の日泥一味の若衆で、日泥組壊滅後もなお袢纏を身に着け続けている青年です。

日泥との因縁から土方歳三と出会い、その豪胆な立ち振る舞いに惚れ込み、土方に従う道を選びました。

茨戸での刺青人皮争奪戦を経て、小樽の隠れ家を守っていた際には、土方に認められるため独断で刺青人皮を狙います。しかし、第七師団の罠に巻き込まれて相棒を失ってしまいます。

唯一生き残り、偽物ながらも刺青人皮を土方の元へ届けた彼の姿には、土方への憧れと忠誠がにじんでいました。

有古力松

有古力松は第七師団に所属する軍人で、菊田特務曹長の直属の部下にして日露戦争以来の戦友です。

奉天会戦で重傷を負いながら菊田と共に生還した過去を持ち、その後は登別温泉で療養していましたが、第七師団の再招集に応じて復帰しました。

実は、土方歳三からの勧誘と父がのっぺらぼうに殺されたという因縁から第七師団を裏切る決意を固めていました。

ですが、鶴見に偽装を看破され家族を人質に取られたことで、今度は土方陣営への二重スパイを強要されるという苦境に陥ってしまった人物でもあります。

以後は鶴見と土方、双方の思惑に翻弄されながらも、家族のために間者を演じ続けるという極めて厳しい立場に置かれます。

第七師団と協力者・内通者

第七師団(鶴見派)は、北海道第七師団の中で鶴見中尉を中心に結集した造反勢力です。

彼らは軍の冷遇に不満を抱き、軍資金となる金塊を追い求め、杉元や土方一派と激しく対立します。

団員の多くは鶴見に強い忠誠心を寄せており、その結束力と個々の戦闘力は非常に高いものの、寄せ集めの集団ゆえに裏切り者が出ることもあります。

それでも、鶴見が上官の弱みを握って支配力を拡大しているため、100名程度ながら師団全体を動かすほどの影響力を誇ります。

作中では杉元や土方一派にとって最大の敵勢力として立ちはだかり、金塊争奪戦の行方を大きく左右していきます。

鶴見篤四郎

鶴見篤四郎は第七師団の陸軍中尉です。越後・長岡出身で、日露戦争での経歴を持ち、情報将校としての才覚に長けています。

顔に受けた負傷のため額に大きな当て物(琺瑯のプレート)をしており、時折その隙間から体液が漏れ出たりします。

先見性や状況判断の速さ、部下を惹きつけるカリスマ性は健在です。

作中では第七師団内で造反派を率い、軍事的・政治的な目的のために行動を進めています。

情報収集や心理操作を駆使して周到に人心を動かす手腕(作中では「鶴見劇場」と評されることもあります)を持ち、勢力拡大に向けた布石を打つ戦略家でもあります。

月島 基

月島基は、第七師団に所属するたたき上げの軍曹です。鶴見中尉の右腕として常に行動を共にし、江渡貝弥作の監視や鯉登少尉の補佐など、厄介な任務を一手に引き受ける作中随一の苦労人でもあります。

歴戦の兵士でありながら、第七師団では珍しい常識人として描かれます。その真面目さと冷静な判断力に加え、小柄でありながら鍛え抜かれた肉体で肉弾戦も得意としています。

過去には父親を撲殺した罪で死刑を宣告されながら、鶴見中尉の策略により釈放。以降は鶴見中尉への忠誠を誓います。

鶴見中尉の狂気を理解しつつ従い続ける月島。その姿は、冷静な軍人としての顔と、過去に縛られた一人の人間としての苦悩が交錯しています。

鯉登音之進

鯉登音之進は、第七師団に所属する少尉です。父は海軍少将の鯉登平二であり、裕福な家庭に育った士官学校出身のエリート軍人です。

作中では「薩摩隼人」として登場し、薩摩示現流(自顕流)の達人。

戦場での彼は実力者そのもので、投げられた手榴弾を刀で真っ二つにするなど、常識外れの剣技を披露します。さらに身体能力も抜群で、サーカスのエピソードでは驚異的な芸を見せるほどです。

鶴見中尉を異様なほどに崇拝しており、胸ポケットにブロマイドを忍ばせるほどの入れ込みよう。興奮すると猿叫を上げ、薩摩弁の早口になってしまうため、月島軍曹が通訳役を担わされるのもお約束です。

ただ、ストーリーが進行するにつれて部下想いな一面が出るなど、成長していく姿が魅力的なキャラクターでもあります。

二階堂浩平(洋平)

二階堂浩平と洋平は、第七師団に所属する一等卒の双子です。

双子の弟・洋平は、小樽で杉元と交戦した際に命を落としました。浩平はその悲しみによって杉元への強烈な復讐心を燃やし、杉元を発見すると周囲が見えなくなります。

作中では、ストーリーが進むごとに体の一部を失い、耳を洋平に見立てて話しかけるなど、狂気的な一面を見せます。

義足や義手を武器として与えられ、時にギャグめいた存在感を放っています。

宇佐美時重

宇佐美時重は第七師団所属の上等兵で、鶴見中尉を崇拝する部下です。鶴見と同郷で、子供の頃から彼に心酔しています。

戦闘力や情報収集力に優れ、鶴見の手足として数々の場面で活躍しています。

札幌ビール工場編では娼婦相手にも普通に接しており、囚人や鶴見中尉の敵でなければ常識人っぽさがありますが、精子探偵などの言動が突飛なときがあり、過去のエピソードも異常性が際立っています。

物語では網走監獄に潜入していたものの失敗してからは、鶴見中尉に合流して刺青人皮集めに参加しています。

菊田杢太郎

菊田杢太郎は、第七師団所属の特務曹長です。奉天会戦で有古と共に重傷を負って療養しており、途中から鶴見中尉たちと行動をともにします。

性格はやや粗野で好戦的ですが、奇人変人が多い第七師団の中では常識人の部類です。

戦場では鹵獲した拳銃を収集する癖があり、戦闘時には二挺拳銃を撃ち尽くすと同時に次々と持ち替えて戦います。

実は杉元と関わりがあり、杉元が東京で兵士相手に喧嘩していた際に仲裁し、杉元を「ノラ坊」と呼ぶようになりました。

さらに、花沢勇作の替え玉として縁談の場に立たせることで杉元を軍に導き、結果的に「不死身の杉元」が誕生するきっかけを作った人物でもあります。

江戸貝弥作

江渡貝弥作は、夕張で剥製工房を営む職人です。

人間の皮を用いた革細工を作製しており、作中では鶴見中尉を前に人皮で作った衣装をまとってファッションショーをする迷シーンがありました。

鶴見中尉のカリスマに強く惹かれ、自分の全てを受け入れてくれる存在に出会えたことで、彼に協力する道を選びます。

そして、江渡貝は、刺青人皮の偽物製作を依頼され、6枚の偽物を完成させました。

しかし、尾形たちに追われたことで炭鉱事故に巻き込まれ、偽物の見分け方のヒントを伝えて死亡してしまいます。

淀川輝前

淀川輝前は、第七師団第27聯隊に所属する中佐です。

階級上は鶴見より上官にあたりますが、日露戦争で彼の進言を退け多数の犠牲を出したことから、以後は鶴見に逆らえなくなり、実質的に協力者として従う立場にあります。

本編中では、杉元と鈴川から白石と熊岸の交換を持ちかけられるも、相手が詐欺師である鈴川だと気づけずに翻弄されていました。

有坂成蔵

有坂成蔵は帝国陸軍の中将で、銃器開発の第一人者です。

長年の兵器開発で耳を痛めており、常に大声で話しています。原作ではセリフの吹き出しがトゲトゲとして大きく、アニメでもCV:島田敏の大きな声が特徴的です。

鶴見中尉と親しく、第七師団へ最新兵器を提供するなど協力関係にあります。

また、戦闘で体を損なう二階堂のために、散弾入りの義足や箸仕込みの義手など奇抜な義肢を用意していました。

鯉登平二

鯉登平二は海軍少将で、大湊要港部司令官です。

鯉登少尉の父であり、息子が誘拐された際に鶴見の助力を受けたことで、その後も彼に協力を続けています。

花沢幸次郎とは旧友で、彼を死に追いやった中央への不信感を抱いている人物でもあります。

インカラマッ

インカラマッはアイヌの女占い師で、つり目がちな美女です。白狐の頭骨を使った占いはよく当たり、千里眼めいた力も持ちます。

谷垣やチカパシと行動を共にし、時に命を救うほど情に厚い一面もある。

若き日のウイルクの友人であり、彼を想い続けていたが、彼の死後は独自に真相を探る中で鶴見中尉とも接触。

協力関係を築きつつも「利用しているだけ」と語るなど強かさも見せます。

刺青を持つ囚人

『ゴールデンカムイ』に登場する囚人たちは、網走監獄にいた24人です。のっぺら坊に刺青を彫られ、金塊を巡る争いに巻き込まれました。

金塊目的の囚人もいますが、他にも自由や欲望に突き動かされている人物もいます。

中には人格者のような存在もいますが、大半は常識外れの変態やクセ者ばかり。

人殺しに快楽を見出す者や動物とウコチャヌプコロする囚人も登場し、その濃すぎるキャラ性が作品の大きな魅力となっています。

二瓶鉄造

二瓶鉄造は網走監獄を脱獄した刺青囚人の一人で、伝説的な熊撃ちとして知られる猟師です。

愛犬リュウを連れ、200頭以上の羆を仕留めた圧倒的な腕前を誇ります。

豪放磊落で破天荒な性格ながらも、山の掟を重んじる信念を持ち、戦いにおいても「一発で仕留める」覚悟を貫く姿が魅力です。

金塊よりも「山で獣として死ぬ」ことを望み、谷垣に大きな影響を与えました。

辺見和雄

辺見和雄は物腰柔らかな雰囲気で、普通の男に見える囚人です。

実態は百人以上を殺めた凶悪な殺人鬼で、幼少期の惨劇から「必死に抗って殺されたい」という歪んだ願望を抱えています。

網走監獄から脱獄したあとは人を殺しつつ、ニシン漁のもっこ背負いに混じり、杉元や第七師団をおびき寄せていました。

若山輝一郎

若山輝一郎は苫小牧を拠点に競馬賭博で荒稼ぎしていたヤクザの親分です。

白髪交じりの強面ながら低身長で横に大きい体格を持ち、上半身には倶利伽羅紋々、下半身には暗号の刺青を彫られています。

凄腕のドスさばきでヒグマすら相手にできる戦闘力を誇ります。

恋仲の仲沢達弥を「姫」と呼び溺愛しており、最期は彼を守るために命を散らすという、豪快さと人間味を併せ持つ囚人です。

鈴川聖弘

鈴川聖弘は天才的な詐欺師の囚人です。

変装術に優れており、外見の模倣にとどまらず、内面から想像した仕草や表情まで再現するほど。

米軍大佐や政府高官、さらには網走典獄の犬童四郎助にまで成りすまし、知人すら欺きました。

戦闘力は皆無ですが、話術と変装だけで状況を覆すことができ、月形での白石奪還で活躍しました。

坂本慶一郎

坂本慶一郎は、足裏が象皮のように硬く1日200kmを走破する健脚の逸話を持つ「稲妻強盗」の異名を持つ刺青囚人です。

女盗賊・蝮のお銀と夫婦となり、銀行強盗を繰り返していました。

作中では小樽での賭場襲撃に挑むも第七師団に捕らえられ、最期は愛するお銀の目の前で銃弾に散ってしまいます。

姉畑支遁

姉畑支遁は「刺青囚人」の中でも群を抜いた変態であり、動植物を性的対象とする歪んだ愛を抱いていました。

家畜や野生動物に手を出しては行為後に自己嫌悪から惨殺するという危険なサイクルを繰り返す、まさに変態の極みといった囚人です。

最期は念願だったヒグマ相手に本懐を遂げ、杉元一行の目の前で腹上死するという壮絶かつ爆笑ものの幕切れを迎えます。

常人には到底理解不能な存在ながら、その狂気的な愛は作中でも強烈な爪痕を残しました。

岩息舞治

岩息舞治は、つぶらな瞳と厳つい体が特徴の囚人です。

暴力をコミュニケーションと捉える危険人物ながら、正気を失った杉元の心情を見抜き「許してやりなさい」と諭すなど、思慮深さを持つ稀有な存在。

殴り合いなら牛山に勝ったことがあるという作中でも最強クラスの強さを誇ります。

最終的に刺青を写させ、西へ旅立つことで生存退場を果たした、「悲しきモンスター」と称されつつも魅力的な戦闘狂です。

土井新蔵

土井新蔵は、かつて幕末の京都で暗殺に手を染め「人斬り用一郎」と恐れられた剣豪です。

尊皇攘夷に傾倒し、幕府要人を数多く斬ったことで名を馳せ、土方歳三や永倉新八とも面識があります。

後に北海道に渡ると、根室でアイヌの女性と結婚し穏やかに暮らしていました。

しかし、かつての遺恨から妻を人質に取られ、返り討ちにしたことで網走監獄に収監。

その後、妻の病を知り脱獄して看取ったのち各地を転々とし、土方との再会では哀切な最期を迎えることになります。

関谷輪一郎

関谷輪一郎は網走監獄を脱獄した刺青囚人の一人で、元家畜獣医の連続殺人鬼です。

落雷で娘を失った経験から「運」への異常な執着を抱き、毒を使った試練で30人以上を殺害しました。

戦闘力は平凡ながら洞察力と策略は囚人屈指。

阿寒湖で牛山や土方を翻弄し、一時は生き埋めにまで追い込む知略を見せます。

後藤竹千代

後藤竹千代は酒癖の悪い男で、酔った勢いで妻と子を殺し収監されました。

漫画1話で登場し、酒で舌が回った際に金塊と刺青のことを杉元に話します。

その後、杉元を殺そうとしますが、返り討ちにあい、逃げた先でヒグマに殺されてしまいます。

笠原勘次郎

笠原勘次郎は罪状が不明ですが、序盤に登場した囚人のひとりです。

のっぺらぼうの指示で小樽周辺に潜伏し、杉元に捕まります。

その際、尾形に狙撃され死亡しました。

津山睦雄

津山睦雄は、三十三人もの人を手にかけた凶悪な刺青囚人です。

作中では谷垣の説明のみでした触れられていませんが、第七師団の兵士を三人犠牲にさせるなど、凶悪犯らしさがうかがえます。

宝井哲夫

宝井哲夫は借金のカタとして茨戸に流れ着いた刺青の囚人です。

何者かが茨戸の賭場で借金を負い、そのカタとして宝井の刺青人皮を置いていきました。

作中では、彼の刺青人皮を巡って尾形と土方&永倉が抗争に参加しました。

船橋荘六

船橋荘六は炭鉱で命を落とした刺青囚人です。

脱獄後は、夕張で炭鉱夫として働き、潜伏していました。

しかし、そこで事故に遭ってしまい、死亡してしまいます。

松田平太

松田平太は、杉元一行が雨竜川で出会った砂金掘り師です。

一見お人好しで臆病な男ですが、その正体は「道東のヒグマ男」と呼ばれた脱獄囚で、多重人格者。

妄想の家族やウェンカムイという熊の人格を抱え、現実で人を襲う凶行に走っていました。

海賊房太郎

海賊房太郎は36cmの大足と水かき状の指を持ち、水深200mを30分潜れる驚異的な泳力がある刺青囚人の一人です。

幼少期に家族を疱瘡で失い孤独に育った彼は、「自分の国を作り王になる」という夢のため金塊を追っています。

作中では、独自に松田平太に頼んで砂金の産地を調べ、アイヌ相手にも聞き込みを行っていました。

その後、杉元たちと交戦して部下を失い、杉元一行に協力することになりました。

上エ地圭二

上エ地は刺青囚人の一人で、刺青を入れまくった顔と歪んだ人格を併せ持つシリアルキラーです。

飴売りなどに扮した偽りの姿で人を欺き、子供ばかりを狙って殺してきました。

幼少期の教育虐待と愛犬の喪失体験が人格を決定的に歪め、「がっかりした顔」を見ることに執着するようになった男です。

マイケル・オストログ

マイケル・オストログは刺青囚人として登場した外国人死刑囚です。

金髪にシルクハットという紳士風の装いながら、その本性は娼婦を狙った猟奇的殺人鬼。

細身のナイフを自在に操り、犯行を思い出しては自慰に耽るという、宇佐美と同じくらいの変態性を持っています。

密入国後に横浜で多数の娼婦を殺害し網走に送られた過去を持ち、脱獄後も札幌で同様の事件を繰り返しました。

パルチザン

ウイルク

ウイルクは、『ゴールデンカムイ』の最重要人物です。アシㇼパの父であり、樺太アイヌの母とポーランド人の父を持つハーフ。

アシㇼパにとっては「アチャ(父)」であり、幼くして母を亡くした彼女に狩猟やサバイバル術を叩き込んだ存在でした。

彼はかつてロシア皇帝アレクサンドル2世の暗殺に関わったテロリストでもあり、革命派パルチザンの一員として活動していました。

同志と共に、大国に虐げられる少数民族が団結して「極東連邦国家」を築くという理想を掲げていました。

しかし、やがてその夢は現実にすり減り、北海道独立というより限定的な目標へと変化していきます。これがキロランケとの亀裂を生む原因ともなりました。

以下の記事では「のっぺらぼう」の正体や目的、偽物について解説しています。より詳しいウイルクの情報が知りたい方は、ぜひそちらもご覧ください!

▶【ゴールデンカムイ】のっぺらぼうとは?正体・目的・最後や偽物を徹底解説

また、金塊の隠された場所や暗号の真相に関しては以下の記事で解説しています。

▶【ゴールデンカムイ】金塊はどこにある?場所や犯人の真相をネタバレ解説

キロランケ

キロランケは樺太出身のアイヌで、ウイルクの旧友です。

濃いヒゲと豪快な性格が特徴で、火薬の扱いや馬術に長けた元工兵です。

杉元一派と行動を共にし頼れる一面を見せますが、その言動にはどこか不審さも漂います。

実は若き日にロシア皇帝暗殺に関わったテロリスト「ユルバルス」という経歴を持ち、仲間を導く存在であると同時に、裏切りの影をまとった謎多き人物でもあります。

ソフィア

ソフィアは義賊で、かつてロシア皇帝暗殺を実行した反体制組織の女頭領です。

もともとは細く美しい女性でしたが、樺太編で登場した際には恰幅の良い筋骨隆々の体格になり、監獄内でも拷問や猛獣にすら屈しない豪胆さを持っていました。

ウイルクやキロランケとは旧知の同志です。アシリパとの出会いでは彼女の記憶を呼び覚まし、金塊の謎を解く重要なきっかけを与える存在となっていました。

まとめ

『ゴールデンカムイ』は、杉元やアシリパをはじめ個性豊かなキャラクターが織り成す群像劇です。

金塊をめぐる戦いは複雑な人間関係によって展開し、敵味方の境界も揺れ動きます。

本記事で相関図や登場人物を整理すれば、より物語を深く楽しめるはずです!

また、以下の記事ではアニメが原作のどこと対応しているかについて解説しています。良ければそちらもご覧ください。

▶【ゴールデンカムイ】アニメは原作のどこまで?各期の対応巻やOADが配信されているサービスを紹介

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